メールは実際に会ったり電話したりするのと違い、ニュアンスが伝わりにくいところがあり、受け取り方が他のものよりも「相手次第」になります。
業務の効率を図るために、テンプレートをつかうこともあると思いますが、誰にでも共通して使えるテンプレートでは、時に「冷たい印象」を与えてしまうことも...
テンプレートに、その相手のために「一言」添えるだけで、メールを受け取る方も、印象がぐっと変わります。
メールも人と人とのやりとり
例えば
仕事を早く仕上げてもらったら、
「おいそがしいところ、早めに仕上げていただいて感謝しております。」
休日を返上して、仕事をしていると聞いたら、
「休日のお仕事、お疲れ様です。お体には気をつけてくださいね。」
このように感謝や、健康への気遣いの一言を添えるのはいかがでしょうか。
時に、少しの雑談もありだと思います。
プライベートなことも良い関係良いコミュニーケーションにつながり、ひいては、良い仕事へとつながります。
「こちらは桜の開花が始まりました。そちらはいかがですか?」
「教えていただいたランチのお店に行ってきました。とても美味しかったです。」
ちょっとしたことではありますが、メールでも思いやりや優しさを表現することができ、相手との関係をより良いものにしていくことができます。
いつもメールに気遣いと感謝を込める
ビジネスも効率ばかりではなく、人と人との関係を円滑にしてこそ順調に進んでいきます。
メールでは特に相手の顔や声がわからないので、一層気をつけて相手の状況や相手への心配りが大切です。
では「ありがとうございます」も書いたし「お疲れさま」も書いたし、それでいいかというと、これもまた相手に伝わってしまうものです。形式的なものは、いくらそつがなく、美しい文章であっても、意外と伝わってしまいます。
日ごろから、
「仕事を依頼してくださって、ありがたい」
「一緒に仕事ができてうれしい」
「期日を守り、納品してくれて感謝だ」
など、心から感謝を感じることのできる、感謝の心を育みたいですね。
「依頼」「納期」なども、やってくれて当然と思うと、感謝がわきにくいですが
依頼を他の誰でもなく自分にくれたこと
納期を守るために時間を割いてくれたこと
見えない相手の状況を考えると自然と感謝もわいてくるのではないでしょうか。
あたたかい心を込めたメールで、いつも良い仕事をしていきたいですね。